パニック障害の自己診断
パニック障害は、実際に問題や危険もないのに、突然起こる心の病気です。
パニック障害が起こるきっかけは、ありません。ある時、突然起こります。
私生活や仕事で、特に問題ないという方でも、起こる時は起こります。
パニック障害は、生涯に一度でもかかる人は、一般人口の2~8%と言われ、
うつ病と並んで、誰でも発症の可能性がある病気です。
しかし、最初からパニック障害を疑って受診する人は、きわめて少なく、一般の総合内科
で受診する方が多いです。受診しても、過喚起症候群、心臓神経症、不安神経症などと
別の病気と診断され、有効な治療が行われない場合もあります。
パニック障害は、早期発見と早期治療が大切で、治療の開始が遅れると重症化したり、
うつ病を併発したりします。
自分がパニック障害ではないかと思っても、なかなか病院へ足を運ぶのは勇気がいります。
ですので、まずは、パニック障害の自己診断を行ってみて下さい。
以下の13項目のうち、4項目以上があてはまり、繰り返し起こったり、再発するのでは
ないかと心配になったり、症状を経験してから外出や乗り物に乗ることが苦手になった
場合は、パニック障害の可能性があります。
【 パニック障害の自己診断チェックシート 】
1.心臓がドキドキする、又は心拍数が増加する
2.発汗
3.身震い、手足の震え
4.息切れ感、または息苦しい
5.息がつまる
6.胸の痛み、又は不快感
7.吐き気、腹部の不快感
8.めまい、ふらつく感じ、頭が軽くなる、または気が遠くなる感じ
9. 現実感の消失、自分が自分でない感じ
10.常軌を逸してしまう、狂ってしまうのではないかと恐れる
11.死ぬのではないかという恐怖感
12.知覚異常(しびれ感、うずき感)
13.寒気、ほてり、又はのどが渇く
パニック障害克服プログラム
パニック障害の症状は、人それぞれです。誰にでも共通して効く療法はありません。パニック障害克服プログラムでは、10以上の療法が提案されているので、自分に
合った療法を選ぶことができます。
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