広場恐怖とは
広場恐怖とは、過去にパニック発作が起きた場所に行くと、また発作が起こる
のではないかと恐れて、その場を避ける行動を言います。
広場恐怖の対象となる場所としては、以下のような特徴があります。
● 逃げ出したいと思ってもすぐに逃げられない場所
● 発作が起こっても、助けを呼べない場所
● 発作が起こった時に、恥をかきそうな場所
パニック障害の患者の8割以上が、この広場恐怖を持っています。
一度、パニック発作を経験しただけでも、回避行動がとる人もいます。
パニック発作を何度も繰り返すうちに、広場恐怖が明らかになる場合もあります。
広場恐怖の主な場所や状況としては、以下のものがあります。
● 電車、バスなどの交通機関に乗ること
● 広い場所や人ごみの中
● トンネル、橋、エレベーターなど
● 狭い場所に閉じ込められること(歯科や美容院の椅子など)
● 家に一人でいたり、家から離れること
広場恐怖は、重症になると一人では外出ができなくなります。家族や親友など頼れる人の
付き添いが必要になります。
また、不安状態がおさまらないので、家族や親友との人付き合いを絶えず求めるように
なります。
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