パニック発作とは
パニック発作とは、場所や状況にかかわらず、突然起こるのが特徴です。リラックスして
いる時や睡眠中でも起こります。何度も発作を経験するうちに、発作の起こった場所や
状況に身をおくと、緊張が高まり発作が起こりやすくなり、繰り返すようになります。
「このままでは、死んでしまうのではないか」、「このままでは気が狂ってしまうのでは
ないか」という恐怖心とともに、身体にもさまざまな症状となって現れます。
具体的な症状としては、以下のものがあります。
● 呼吸が速くなる、息苦しくなる
● 汗をかく
● 心臓がドキドキする、または心拍数が増加する
● 胸部の痛みまたは不快感
● 吐き気、腹部のいやな感じ
● 体や手足が震える
● めまい、頭が軽くなる又はふらつく
● 手足のしびれ
● 寒気やほてり
これらの症状は、数分の間にピークをむかえます。しかし、このような症状は長時間続く
ことはなく、最大でも30分程度でおさまることがほとんどです。
また、パニック発作は、発作が起こる状況に応じて、以下のように3つに分類されます。
【 状況依存型パニック発作 】
ある特定の状況に直面した時や、それを予期した時にいつも起こるものを言います。
例えば、人前で話すことに強い不安を感じている人が、そういう場面に直面したり、
その場面を想像するだけでパニック発作を起こすような場合です。
【 状況準備性パニック発作 】
きっかけになるものはあっても、必ずしも起こるとは限らない発作です。
例えば、電車に乗っている時に起こりやすくが、しかし起こらない時もあるという
ような場合です
【 予期しないパニック発作 】
何のきっかけもなく突然起こるものです。予想もできずに、どんな状況にあっても
起こる可能性のあるパニック発作です。
パニック障害克服プログラム
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