パニック障害の症状
パニック障害と言えばパニックの発作ばかりが注目されがちですが、
これは、パニック障害の症状の一部にしかすぎません。
パニック障害の症状としては、以下ように3つのものがあります。
● パニック発作
● 予期不安
● 広場恐怖
【 パニック発作 】
現実には危機ではないのに、危機が迫ってくるような感覚に落ち入り、恐怖心や不安を
感じる状態のことを言います。
パニック発作の特徴は、予期しない時に突然起こります。場所や状況とは無関係に起こ
ります。就寝中に起こることもあります。症状が激しいので、死んでしまうのではない
かと恐怖心が大きくなります。
【 予期不安 】
パニック発作を何度も繰り返すと、頭の中に恐怖心として記憶されていきます。不安な
気持ちが常につきまとうようになります。やがて不安にさいなまれる状態になります。
このような状態を予期不安と言います。
パニック発作がおさまっても、「また再発するのではないか」と予期不安に悩み、予期
不安がパニック発作を引き起こすという悪循環におちいる傾向があります。
【 広場恐怖 】
過去にパニック発作を起こしたことがある場所に行くと、また発作が再発するのでは
ないかと恐れて、その場所を避けるようになる状態を言います。
広場恐怖症が重症になると、1人では外出できなくなり、家族などの付き添いが必要に
なってきます。年齢的には、20歳代の人に多いと言われています。
パニック障害克服プログラム
パニック障害の症状は、人それぞれです。誰にでも共通して効く療法はありません。パニック障害克服プログラムでは、10以上の療法が提案されているので、自分に
合った療法を選ぶことができます。
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